dictation 計画
2013-01-11


昨夜は風邪をひいて早々に横になったのだが、22:50 からの「おとなの基礎英語」だけは見ようと思い、横になりつつも起きていた。

 22:00 頃ベッドルームのテレビのスイッチを入れると、たまたま「ニュースで英会話」の新年特別編を放送していた。

 体を起こして見るにはしんどかったので、画面は見ずに音だけを聞いていた。すると、おすすめの英語学習法ということで、視聴者が実践している方法を幾つか紹介していた。

 その中の1つに「dictation」があった。これは文字通り耳で聞いた英文を紙に書くという学習法である。特別新しい方法でもなく、私も以前から知っている方法なのだが、なんだか億劫というか、書くという行為が先ず面倒という思いが先にたち、これまで実践したことはなかった。

 学習効果は高いらしいということはよく耳にする方法ではあるが、どうにも敷居が高い。というわけで、聞くでもなく聞かないでもなくベッドに横になっていたのだが、昨夜はどういう訳だか「敷居を下げて試してみる方法はないだろうか・・・?」と考え始めた。きっと久しぶりの熱発で思考回路が変調をきたしていたのだろう。

 リスニングの学習として今取り組んでいるのは「入門ビジネス英語」と「実践ビジネス英語」、いずれもNHKのラジオ講座である。「敷居を下げて・・・」を実現するには、他のものをプラスするのは好ましくない。ただイタズラに教材を増やしても中途半端になるだけなのは経験上分かっていることである。

 そこで考えたのが「実践ビジネス英語」を利用する方法である。この講座は2週間(6回)の放送がワンセットだが、そのうち5回に「ビニエット」と呼ばれる 1 分半程度のダイアログがあり、この内容について学習するのが基本になっている。勿論テキストにはスクリプトもある。

 このビニエットをディクテートする・・・というのは理想的だが内容的にも量的にも厳しい話である。そこで、サマリーと私が名付けている部分をディクテートしてみようと考えた。

 サマリーというのは、ビニエットの前に流れるもので、その日のビニエットの内容の要約をアシスタントのヘザー・ハワードさんが読み上げる。要約だけに時間も本体より短いし、英文的にも本体よりは平易になっている、本文の言い換え表現も多く使われている。

 難点を挙げるとテキストにスクリプトがないことで、本当に聞き取れない部分が出てきた時にはちょっと困るということはある。

 まあとりあえずサマリーならなんとかなる・・・というか、取っ掛かりとしてはちょうどいいような気がする。ちょうど来週から新しいレッスンが始まるので、来週ストリーミング配信される分(ラジオでは今週放送されているはず)から始めてみようかと思う。
[英語]

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