マイ3Dプリンター パワーアップ編
2016-06-25


デアゴスティーニの3Dプリンタ「id-box!」を使用している。週末になると結構動かしているのだが、作っているものといえば3Dプリンタをより安定して、あるいは精度良く動作させるための部品だったり、3Dプリンタのために購入した工具を整理するためのものだったりと、何だかちょっと皮肉な結果になっている。最初の頃はステッピングモータの脱調による積層ずれなどがひどく、あまり芳しい造形は得られなかったが、タイミングベルトの調整やらプーリーの位置出しジグを出力・セットしたりと、地味というか細かい調整を繰り返した結果、かなり安定して出力できるようになってきた。コントローラーをRepetier-Hostに変え、ソフト的にも細かい調整を加えるようになって、かなり出力の幅も広がってきた。

 3Dプリンタ本体自体は55号で完成したが、その後75号まではステップアップ編を引き続き定期購読していた。付録自体はフィラメントサンプルだけだったが、スライサーソフトの使い方の基礎を教えてもらったり、Meshmixerをガイドしてもらったりと、私にとってはそれなりに意義のある内容だった。

 これでおしまい・・・と思いきや、パワーアップ編が始まった。合計20号の予定である。どうしようか迷ったのだが、ヒートベッド化は自分のリスクで改造するより純正品(?)にした方が良かろうと思えたし、3DCADソフト「Fusion360」の導入も見ておいたほうがいいかなと思い、定期購読することにした。

 ネット申し込みの後、早速最初の2号が同時に送られてきた。付録はとりあえず置いておいて、Fusion360をインストールした。

 ぱっと見同じAutodeskの「Inventor」に近い。コマンド群を見ると123D design と比べてかなり色々なことが出来そうである。アカウントを作成・登録したので、1年間は無料で使用できる(無料での継続使用も可能とのこと)。

 日本語化も結構しっかりしているように見えたが、どうせプライベートユースでしか使わないのだし、慣れの問題だとも思ったので、使用言語は英語にして使うことにした。123D design も英語で使用していて最初は違和感があったが、そのうち何も感じないようになっていた。これが英語のトレーニングになるかというと、まぁそんな効果は望み薄だと思うが、英語での操作に慣れればそのうち良いこともなる・・・そんなつもりで取り組もうと思う。

 パワーアップ編に入る前に、色々と変更してる部分もあるのだが、それもおいおい備忘録としてでも投稿していきたいと思う。

 それにしてもヒートベッド化が低リスクで行えるのはgoodである。ABSは敷居が高くて挑戦したことはないのだが、ヒートベッド化完了後にはトライしてみたいと思う。
[英語]
[PC・digital]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット